仕訳全問正解!? 税効果会計が解けるようになる法則を理解する

こんにちは!

 

レンです!

 

税効果会計といえば、どのように思いますか?

 

・仕訳の意味が分からない

繰延税金資産・負債・法人税等調整額

 の使い方がわからない

 

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このように思っている方が多いと思います。

 

今回は税効果会計を解けるようになる法則
についてお伝えしていきます!

 

税効果会計はそもそも資産負債法という考え方に基づいています。

 

資産負債法とはなにか?

 

税務上の資産・負債と会計上の資産・負債の金額に

差があった場合に税効果しましょうよ

という考え方です。

 

税務上の資産・負債と会計上の資産・負債の何が違うのか?

 

具体例を出します。

 

その他有価証券の時価評価を例にします。

 

いつも皆さんの行う仕訳はコチラですよね。

 

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 期末日において時価評価する。

 

これが会計上の資産・負債の考え方です。

 

しかし、税務上の資産・負債は違います。

 

税務上ではその他有価証券の評価方法は

原価法を採用されています。

 

原価法とは取得原価で評価することです。

 

その他有価証券の会計処理は 

会計上は時価評価をするのに

税務上では取得原価評価です。

 

そのため税務上・会計上の資産・負債に

差額が生じて税効果会計の適用対象になります。

 

これがわかればあとは法則に当てはめるだけなのです。

 

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その他有価証券にかかる税効果の時以外は

反対側に法人税等調整額を計上します。

 

その他有価証券の時は

その他有価証券評価差額金です。

 

ちなみに今回の設例では

税務上の資産1,000で会計上の資産2,000なので

繰延税金負債が計上されます

(法則の②です)

 

いかがでしょうか?

 

・資産負債法の理解

・4パターンの法則

 

これらを理解すれば税効果会計の仕訳

は必ず点数をとることができます!

 

是非、すぐに実践してみてください!

 

それではまた!